花火前線


「南李斗」

「はい」


先輩の名前が呼ばれ、登壇する。

校長先生から卒業証書をもらい、こちらに体を向けた。

遠くからでもはっきり分かる。

先輩の真剣な瞳。


「ありがとうございました」