瑠璃)ありがとう。頑張ってくる。発表終わったら楽屋きて。樹と風も招待したから。

隆司)うん。必ずいくよ。

練習してきたせいかを披露する発表会の日になり、約束通り、隆司、樹、風は、最前列で、瑠璃の演奏をきき、楽屋へと来た。そのあとに風はずっと忘れられないことが起きるとは思ってなかった。

樹side

樹)ただいま。夕飯まで、のんびりしてるから声かけて

樹の母親)おかえり。楽しかったようね。良かったね、お友達の家に招待されて。

樹)良かったよ。今度は瑠璃ちゃんのお友達の家にも行くんだ。隆司のおかげでね。

母親)そうなの、またいく日決まったら教えてね。

樹)はーい。部屋にいるから。

母親)夕飯までゆっくりしてなさいね。

樹)はーい。

部屋に戻り、風に言われたことを考えていた。

樹)(風は俺のこと好きだといってくれたけど、全然きづかなかった。瑠璃にひかれてたけど、隆司の彼女だし、諦めないとな。風は俺をずっとみていて、きっと瑠璃にひかれてたの気づいてたな。時々悲しそうな顔してたから)