そう言おうかと思ったけど、見ると葉月がやたら難しい顔してるから言いそびれた。 二人で夜道を、黙って歩く。 葉月はあたしの少し前、ダボダボのズボンのポケットに手を入れて歩いてた。 まさかこのまま黙ってる気? って思ってたら、やっと葉月が振り返って、 「わかったろ。オレがバイトしてる理由」 .