「でも先生、私たちは第一発見者ですよ?」
出ていけと言われ、簡単に食い下がる私たちではない。
紘子がムッとしたように先生に歯向かう。
しかし。
「お願いだから出ていってくれ。もう君たちに用はない」
「でも……!」
「第一発見者?だったら、その時の状況を説明してよ」
上から目線がこんなにも腹立たしいものだとは思わなかった。
何なんだよもう!
「下駄箱で話をしていたら、階段の方から物凄い音が聞こえてきたので見に来たら、彼が倒れていました」
「それだけ?」
「それだけですけど……」
それ以外に何があると言うのだ。
この先生、感じ悪いなあ。


