暇人達の華麗なる迷推理


バタバタと聞こえてくる足音の方を見れば、紘子が沢山の先生を連れて降りてきた。
思わず立ち上がる。

「清水くんは?」

「全く起きない」

「そっか……」

倒れている彼を見ながら、彼女は深刻そうな顔をする。
何も言えず、私も倒れている廉を見る。

彼の周りでは、紘子に連れられてきた先生達がわたわたしていた。

すると、再び階段の方から足音。
何事かと思って見てみれば、肩を落とした涼が階段を降りてきていた。

「どこ行ってたの?」

突然走り出してさ、と紘子が訝しげに訊く。
すると、彼は上の方を指差した。