愛する人へ







バスの一番後ろの席に座って、窓の外を見る。





繁華街の中を走るバスは、通行する車の量が多くてなかなか前に進めない。




何を見るわけでもなく外を眺めていると、昔あたしが好きだったブランドショップの新店舗を発見した。




そのブランドは大人向けというよりも割と若者むけのブランドでリーズナブル。




あたしはそのシックすぎず、でもカジュアルすぎないデザインが好きで。








自分の左手の薬指にもそのブランドのリングが・・・今朝まではあった。




今はケースにしまって、バッグの中にあるんだけど・・・