あたしはさっき買ったピンクのガーベラをナオトが眠るこのお墓に供え、 バッグの中からリングを取り出し・・・そっとナオトの前に置いた。 「ねぇ、ナオト。この花、ガーベラっていうの。お墓に似合わないでしよ? 笑っちゃうよね・・・しかも可愛いピンクだし。 きっと、今頃‘ツレ達来たら笑われるからやめろ〜!’とか思ってたりする?」 じっとナオトを見る。 熱風に似た海風があたしの髪と涙を撫でていった・・・ ナオト・・・ ナオト・・・