天神学園高等部の奇怪な面々34

第三試合。

上がってきたのは黒髪のおかっぱ頭、片手に分厚く茶色い煤けた本を携えた少女と、赤髪、深海色の瞳を持つ我らが勇者。

「フェイレイ=グリフィノー対おとぎ」

「あのおとぎって子、何となく小夜ちんに感じが似てるねぇ」

スペシャルハレンチが言う。

しかし無口少女のように武道をやっている様子はない。

かたや世界を救ったという勇者。

果たしておとぎのような少女に太刀打ちできるのか…。