(困ったな…試合とはいえ…)
困惑するフェイレイ。
おとぎの方から仕掛けてくる気配はないし、こちらから剣を抜いて斬りかかるのは勇者の名折れだし。
何より戦意のない者に対して、フェイレイは戦いを挑むような性格ではない。
と。
「お前のそれ」
おとぎが言う。
年上のフェイレイに対してお前呼ばわりである。
「その腰の奴…抜いて見せろ」
「え?これ?この剣か?」
おとなしそうな外見の割に、刀剣に興味があるのだろうか。
おとぎに言われるまま、フェイレイは愛剣をスラリと抜いてみせる。
秋の穏やかな日差しを浴び、光り輝く剣。
「可変式でね、分割して二刀流にも出来るんだ」
自慢の愛剣を片手に語るフェイレイ。
「綺麗だな…」
見惚れるような表情で呟くおとぎ。
「それがないと、お前は困るだろうな…」
困惑するフェイレイ。
おとぎの方から仕掛けてくる気配はないし、こちらから剣を抜いて斬りかかるのは勇者の名折れだし。
何より戦意のない者に対して、フェイレイは戦いを挑むような性格ではない。
と。
「お前のそれ」
おとぎが言う。
年上のフェイレイに対してお前呼ばわりである。
「その腰の奴…抜いて見せろ」
「え?これ?この剣か?」
おとなしそうな外見の割に、刀剣に興味があるのだろうか。
おとぎに言われるまま、フェイレイは愛剣をスラリと抜いてみせる。
秋の穏やかな日差しを浴び、光り輝く剣。
「可変式でね、分割して二刀流にも出来るんだ」
自慢の愛剣を片手に語るフェイレイ。
「綺麗だな…」
見惚れるような表情で呟くおとぎ。
「それがないと、お前は困るだろうな…」


