美月side 放課後――。 私は莉桜と約束した通り近くのカフェで話をしていた。 「初めての高校どうだった?」 ニヤリと笑う莉桜。 「別に(笑)でも前よりは騒がしいけどいいかも♪」 「なるほどー♪月島君と松山君かっこいいしね♥」 「松山?」 「月島君と一緒に居てた人あの人は我が校のNo.2」 「へぇー」 何だか高校と言うものはめんどくさい。