大好きな大好きな君の手
泣いていたらいつでも
あたしの頭撫でてくれた

どうしたの?
優しい言葉
温かいその手

君の好きって気持ちから
溢れ出た小さな優しさに
どうして気づかずにいたのかな

やっと掴んだその手が
自分のものでなくなるまで
卑屈になって小さくなって
背を向け続けた

もう 遅いんだよ
何度も何度も君の口から
冷たく放たれた言葉は
あたしの心刻んで

ぽろぽろぽろぽろ涙溢しても
もう君は振り返りはしない
ごめんねって言ったら
未来は変わるのかな

きっと何も変わらないね
だからあたしは口をつぐんで
思い出だけを抱き締める