-愛月-~離れてく君~

恋愛(ピュア)

優亞../著
-愛月-~離れてく君~
作品番号
799808
最終更新
2012/09/20
総文字数
1
ページ数
1ページ
ステータス
未完結
PV数
1
いいね数
0



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満月のあの日、君は言ったね。

「月はこの世界の恋人達から愛をもらって大きくなっていくんだよ」

「じゃあ、なんでちっちゃくなっちゃうの?」

「別れた恋人達が零す涙でちっちゃくなるんだよ」

「へぇー。ちょっと悲しいね」

ーー2人で満月を見上げたあの日。

「でも彼氏と彼女が一緒に、今の俺らみたいに一緒に満月を見るとその恋人達は永遠に結ばれるんだって」

「もしかしたら、別れちゃうかもしれない。
でもね、いつかはまた恋人同士に戻れるんだよ。」

「そうなんだ。じゃあ、まゆ達ずっと一緒…?
ずっと死ぬまで繋がってられるの?
赤い糸みたいに…。」

「うん、一緒。」

「えへへ、なんかうれしいね」

ばかな私は君が言うことを信じた。

「ぜったい離さねぇから」

「う、うん///」

私は君の言うこと全部信じてましたーーー。


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