少し肌寒くなったね
君と恋をした夏がもうすぐで終ろうとしてる
いつもの帰り道
いけないって分かっていながらも自転車の二人乗りしたよね
通った道も曲がった道も全部覚えてる
「ここで待ってれば君は来るかな・・・」って
いっつも変なこと考えてるの
あたしの耳元に流れる悲しいメロディー
いつもタイミング良く流れてくるの
君を思うと涙が溢れてとまらない
目を閉じると感じるの
君の甘いキス
君の優しい声
君の暖かい温度
思い出せば涙が溢れてくるの
今の気持ちを君に伝えたい
届くよね・・・?

「拝啓愛しい君へ

今でも君が大好きです。
君を思うと涙が溢れて止まらない。
君とおんなじベッドで寝て暖めあったよね。
眠ろうと思って目を閉じると君が後ろからあたしえお抱きしめてくれてたときのことを思い出すの。
それでね、一筋の涙が頬を伝って枕を濡らすの。
毎晩毎晩君のせいで眠れないんだよ?
もうあの頃には戻れないの?
もう君に抱きしめられることは永遠にないの?
君の優しい声は聞くことも許されないの?
君と初めてキスをしたとき、君はあたしに慣れた感じでしてきたよね。
少し怖かったあたしは君を突き飛ばしてしまった。
でも君は、あたしをもう一度抱きしめて『ごめん』って言ったよね。
お別れした今、あのときどうして君を突き飛ばしてしまったんだろうって後悔してる。
あたし・・・
もうどうしたらいいか分からない。
でもこれだけは君に伝えたい。
この夏誰よりも君を愛していました。
たぶん・・・じゃなくて絶対これからも君を愛し続けます。」