「良い席でも当たったの?」
そんな私の様子を見ていた実里が声を掛けてきた。
「うん! 窓際の列の一番後ろ! 」
「ってことは、25?」
「そうそう。 実里は?」
「24だから・・・・・・あ! 友紀の前じゃん!」
「嘘っ、本当に?!」
私は嬉しさが増した。
また前が里見とかテンション上がる~っ!
2人で一緒に盛り上がってると、頭上から担任の声がした。
「少しは静かにしなさい。 ・・・・・・ほら、机持って移動して」
「はぁーい」
腰を上げて、重たい机を持つ。
そして、半分机を引きずりながら窓際の列の一番後ろの席まで辿り着いた。
・・・・・・隣の席、誰だろう。 確認してなかった~。
椅子に座ってそんなことを考えていると、隣に誰かが机を並べた。
