うちは、13歳の中学1年。
某中学校の1年生。

名前は、阿部 結菜。
いつからだろう、小4の時
からうちは変わった。
なんでかは、秘密だけどね?

「あんた、学校遅刻するよ?」
「麻里姉、帰って来たんだ。」
麻里姉とは、うちの6歳離れてる
実の姉貴。
「だいぶまえから部屋の前にいたけど、
あんたぼぉーとしてたから黙ってた」
「あぁ、ちょっと考え事してた。」
「はっはっはっ、あんたも悩む事
あるんだね」
「そりゃ、人間だからね」
「てか、遅刻してくの?」
「めんどくさいから行かないかな」
「給食の時間位、いけよ。」
「じゃ、昼から行くー。」
「あんた、幸の事わすれてない?」
「あっ、やっばぁぁぁぁぁ」
「ヤッパリ、ちゃんと連絡して
家来いっていいなよ?」
「あぁー、うん。」

幸、怒ってないといいけどー。
幸とは、タメの親友。

電話したほうが早いよなー。
ぷるぷるぷるぷる.....。
でねぇ、こっちがきれそうだ。

「あっ、はい。」
「幸ー、うちだけど?」
「なしたー?」
「お前、寝起きだろッ?」
「荷物全部もって今すぐ来い。」
「へッ?なーぜーに」
「いいから!!」
「あっ、わかったょ」
「はいょー、じゃ」

今からなら、5分後位かな?
麻里姉に一応報告しとくか。