雨降る中で

雨に打たれ俯き自然と早足で歩いていると前から歩いて来た人と肩がぶつかった



「…すみません」



顔を上げると学校帰りの祐介が傘をさし立っていた



「…よぉ」



「…」


一番会いたくない奴…



こんな顔を見られたくない…




何も言わず祐介を通り過ぎようとした瞬間、目の前が真っ暗になった



と同時に久し振りに近くに感じる祐介の香りに抱きしめられている事に気付く。