雨降る中で

「可愛いけど地味じゃない?」


「確かに…何考えてるか分かんないし」


「それに絶対、相手して貰えなさそ」


みんな好き勝手な事を言う。



「分かった俺、絶対鮎川と付き合ってみせる」


「じゃ、賭けようぜ。付き合えるか振られるか」


一人の友達にみんな大賛成。


「いいよ。賭けても絶対付き合うから」


賭けなんてどうでもいい

そんな事よりも、自分に知恵の本当の笑顔を見せて欲しいという気持ちだけだった。



自分の事ばかりで何も見えていなかったのかもしれない。



知恵の気持ちも…


笑わなくなった理由も…