「もしもし」

《美穂、忘れてただろう…クスッ…》

優しい声で笑ったのだった。

《俺も竜さん達といるから、美穂も葵も斗真君といろよ。

放課後迎えに行くから》

「うん。待ってる」

電話は切れた。