「はっ、何が…」

「えっと、お兄ちゃん、実は―――駄目なの」

「嘘、信じられないな。悠がなぁ」

「いつからか、わかんないけどね」

「大丈夫…、アイツ。まぁ、なんかあったら、美穂が連絡してくるだろう」

『うん』と言って、私達は園内をブラブラ歩いてコーヒーカップに乗った。