入学式のあとに倒れたあかりの病状が気になって病院にきた。

処置室の前には斗真が祈るように座っている。

先生や斗真の両親は険しい顔つき。

美穂が『斗真、あかりは?』って聞いたが黙ったまま。

こんな斗真は、初めてみた。

しばらくすると誰か来た…『あっ、理事長』と迅さんが呟いた。