帰り道 俺は翔に彼女のことを聞いた

彼女は翔の幼馴染で、昔から親が仲良しでよく一緒に遊んだそうだ


…幼馴染みか
「ふーん…」

「なんだよ。はる」

「べつに〜なんもねぇよ」

「あるだろ!その顔やめろよ!」

「あり?顔にでてた?
だってさぁ〜幼馴染みとか憧れるわ。まじで。なんかどきっとするし!」

「そうかぁ…?まぁ〜あんま考えたことないしな。昔から一緒だと別になんもないけどな…」

翔は平然と答えた

「そんなもん?」

「そんなもんです」

翔はそう言うと先に行ってしまった
俺は先に行く翔を見ながら彼女を思い出していた

また会えたらいいのに…
そう思いながら俺は翔のあとを追いかけた