ドアが開いたのと同時に中へ流れ込んでしまったあたしは、とりあえず起き上がろうと床に手を付いた ‥‥‥つもりだった 「あれ?」 なんだ、この手触り なんだか、布的な‥‥‥ 「▽×☆○!!?」 声にならない叫びだった。 そして、自分が軽く記憶喪失になっていることにも気づかされた。 どうやら、転び込んだ時に相手とドミノ倒し。 あたしが上に来る感じになってしまったらしい。 あぁ、本当に終わったな。