「あー散らかっててゴメンねー。」 ガチャガチャと音を立てながら、こちらへ近づいてくる男。 え、何この男・・・・。 髪は寝起きなのか、ボサボサでまとまりがない。 ビン底のようなぐるぐるメガネでもう何回吸われたのかわからないくらいくちゃくちゃになったタバコを銜えていた。 「どちら様ですか?」 はっ! おもわず言ってしまった!! 「えーっと、社長をしてます。円田です。えっと君が矢島カンパニーの姫香さんだよね?」 ヘラリと笑って、頭をボリボリ掻く。