「なんで川崎が行くのよ(笑) まあ、咲良なら大丈夫でしょ じゃーね!!あたし行くから それに川崎はあたしに用があるんでしょ?」 「………はぃ」 川崎さんは悔しそうな顔をした そしてあたしに向けられた目は鋭くて冷たかった 早く樹理こないかな… なんか恋人みたい それも今日までかもしれない どんどん野球部は部室に戻ってくるけど、そこに樹理の姿はない あの野球バカ… 頑張りすぎなんだって もう……待てないや あたしはグラウンドまで行こうと歩き出した