ある晴れ渡った朝。





登校する時間に


私の前を歩く一人の男子がいた。
俊ちゃんだ。

俊ちゃんは、
 クラス内をあおり、騒動を起こしたり
怪我して学校へ来る事も増え

次第に
 みんなが離れつつあった。


仕方なくいるのは
 卓朗と雅彦と和也くらい。


うしろに、
 いつもいた仲間がいるくらいで

一人でいる姿が多くて
 何を考えているかすらも分からない。