忘れないでー好きなまま、さよなら-

俺は


クラスの仲間からも先生からも
 「加害者」だと言われた。


俺が
 クラスをあおりだした。って。


「俺がクラスを代表して。」


責任感の強い
 ハヤトが先生に向かい


「僕らの根性を直して。僕が代表で・・・」


「どうして、ハヤトが代表だ?」


「先生が・・・好きだから。」


そうハヤトが叫ぶ。


みんなが
 教卓に並んだのは・・・

先生が机を
 動かしたのは・・・

全て
 分かっていた。