「今週の土曜・・・

私が他の男性と食事にいくって聞いたら

怒りますか?」


愛奈の言葉に、

目を見開いた。


「…誰と?」


「…友達です」


友達?

…じゃあ、何も問題ないじゃないか?

「友人との食事なら、

何も問題ないよ・・・

ゆっくり楽しんでおいで?」



「・・・はい」


笑顔で頷いた愛奈だったけど、

目の奥が笑ってない・・・


そこがとても気がかりだった・・・