次の日。

俊を見送り、

自分の身支度を済ませ、

会社に出社途中、

・・・

同じ会社であろう人たちに、

ジロジロと見られているような気がした。

・・・

勘違いでしょう。

私は何でも気にしすぎなんだから。

そう思いながら、

自分の部署へと入っていく…

今日は珍しく、

出社時間が遅くなったため、

大分の人がもう来ていた。


?!

私が中に入るなり、

皆が一斉にこっちを見た。

・・・

私、なんかした?

あまりにも痛い視線の為、

俯き加減で自分のデスクに座った。