「・・・はい。

何かあれば、相談しますから」


「・・・愛奈」


「・・・なんですか?」


「愛してるよ」


「私も…

愛してます」


・・・

きっと私が何か不安な事があるのが

俊には分かったんだろう・・・

その日の晩は、

いつも以上に、

愛の言葉をささやいてくれて、

いつも以上に、

優しく、

包み込むように、

私を抱いてくれた。


・・・

すべての不安を、


忘れさせてしまうほどに・・・