「仕事が慣れないからかな・・・」

…咄嗟のウソ。



「そんなことじゃないでしょう?

竹内さんの事が、心配なんだ…」



?!

永遠子の言葉に、

目を見開いた。


「私…」


永遠子がオレを見つめる。



「公私ともに、副社長の傍にいたいです」


「・・・何を言い出す」



「あなたが好きだから・・・

秘書になりたいと、思ったんです」


・・・

思いがけない言葉に、

オレは言葉を失った。