無口な上司の甘い誘惑②~究極の愛~

・・・

移動中、

廊下でばったり俊に出会った。

・・・

隣には、

それはそれは綺麗な女の人。

きっと、俊の秘書なんだろうな…

あんな美人が秘書だと、

誘惑されないのかな・・・なんて

思ってしまう…

俊は私一筋だもん。

そんなこと、あるはずない。

自分にそう言い聞かせながら、

二人に笑顔で会釈した。


・・・?!

睨まれた?

俊の後ろなのをいいことに、

完璧に私を睨んだ秘書さん・・・

…私、なんかした?

首を傾げながら、

通り過ぎる・・・

「竹内さん」