・・・

内線電話。

電話の相手は、

俊の秘書の永遠子さんからだった。

・・・

私なんかに、

何の用なのか・・・

・・・

永遠子さんに会う度に、

睨まれていた私。

・・・

あまり乗り気じゃなかったけど、

呼ばれたからには、

行かないといけないよね・・・

・・・

私は重い足取りで、

屋上に向かった。

・・・

「あの、お話しとはなんでしょうか?」

屋上に入ってすぐのところに、

永遠子さんはいた。