でも、

私を助けてくれた、

あんなに優しい愛奈さんを、

傷つけることも、

泣かせることも、

私にはできない・・・

・・・

もう、潮時だと思った。

・・・

副社長を想い続けても、

一生、

想いが通じることはない。

・・・

副社長が会議に入ってる間に、

私は愛奈さんを、

屋上に呼び出した。


・・・

ある物を渡すために・・・