「ごはんは何が食べたい?」 大体優の食べたいものは想像できるけどね。 「何でもいいの?」 目をキラキラさせながらあたしを見つめてくる彼。 そんな可愛い表情見せる優にあたしは「いいよ」と笑顔で答えた。 「じゃあ……「グラタン!でしょ?」 グラタンって言葉が重なった。 だって優の大好物だもんね! 「言うと思った!荷物置いてくるからお買いもの行こう!」 あたしは優に「ありがとう」と言ってボストンバッグを受け取って リビングにダッシュした。