「ハッピーバレンタイン!いつも一緒にいてくれてありがとう。 これからもずっとあたしは優だけが……大好きです。 わがままで泣き虫で勉強も全然できなくて 優からみたらただの困った女の子かもしれないけど それでも優のそばにずっといたいです。 大学にも優のファンはたくさんいると思うけど あたしは誰よりも優のことが大好きだから忘れないでね!」 緊張で震える手を必死に抑えながら、あたしは優にチョコレートを差し出した。