「蒼…でも、シィちゃんの事好きなんだろ?」 「好きじゃねぇよ!」 「お前はそぅ言ってただ逃げてるだけだろ!?怖いんだろ?」 怖い…? また、いなくなるのが…? 「…そんなんじゃねぇよ……。」 「お前がそんなんなら……シィちゃんは俺がもらう…。」 ガチャ そぅ言い残し 慎は出て行った。 はぁ… 海風… 俺は、愛しちゃいけねぇよな…? 好きになっちゃいけねぇよな……? 紫苑… 紫苑の泣き顔が頭から離れない…。 海風… 俺はどぅしたらいい……?