「侑にいは…私を心配してく、れたって…分かってる…。」 「…」 「ごめんなさい…学校の近くのカフェで、友達と…勉強してた。時間に…気づかなかった」 「…もうわかったから」 そう言って侑にいは、急に私を抱き締めてきた。 「ゆう…」 「…俺も悪かった。心配だっただけ…。お前が無事でよかった」 「…」 私も侑にいに手を回した。 侑にいの優しさに涙が止まらなかった。 侑にい…好きっ。