「え?」 「侑都の夢でしょ?」 「あぁ…」 「私のせいで教師をやめるなんてダメ!」 「…わかった」 「うん!」 怒ったのかと思ったら、今度は笑っていった。 「でもな結菜」 「うん?」 「結菜のためなら教師なんかよりホテルの経営も悪くないなって思えるんだ!」 「え?」 結菜は意味を理解していない様子。 ちゃんと言わなきゃダメか。 「だってそしたら、結菜と四六時中一緒にいれるわけだろ?」 俺はニヤッと笑っていった。