「えっ?えっ?」 結菜は目に涙をためたまま、驚いている。 「そっかそっか、私侑都の従姉の立花美晴♪って名前は知ってるか!」 なんてバカ笑いをした美晴。 「今度仲良くなろうね!」 美晴を帰らせた。 「わかった?あいつ、結婚してるから名字は違うけど従姉。」 「侑都…」 「…昨日も言ったと思うけどさ…。俺、ナリに不釣り合いなくらい、結菜が好きなんだよ。結菜がいないとダメなんだ。」 俺がこんなこというなんて思っても見なかった。