「2日目だー!」


かなえが叫んだ。

周りからの視線がちょっと恥ずかしい。


「行こ行こっ!」


「あ、かなえ!」


かなえは朝からなぜかハイテンションで…。

引っ張られていく私たち3人。


「かなえ~?」


何がなんだかよくわからない。


そんなハイテンションのかなえが落ち着いたのは、お昼を過ぎた辺り。


今は恭平と夏樹くんと離れていた。


「…ねぇかなえ?…」


「結菜…」


なんかあったのかと聞こうとしたら、かなえが口を開いた。