「…あぁ、あれは俺の従姉。だいたいあいつ結婚してるし…俺が下僕状態なだけだから」 「下僕…。そっか…」 下僕って聞いて若干引いた結菜。 「俺優しくないし素っ気なくしちゃうときもあると思うけど、直すから…。こんな俺でよかったら、付き合ってくんねぇ?」 「…はぃっ!」 また結菜は泣き出した。 俺はそんな結菜を抱き締めた。