何か考えているような、いないようなで、時間は過ぎていった。 気づけば日付が変わっていた。 あ、もうこんな時間か。 風呂入ってねぇ…。 …結菜は? ガチャッ 部屋を出て、結菜の部屋の前に来た。 ふぅ…。 コンコン 「…」 ガチャッ ドアを開けると、部屋は暗くて机のスタンドだけがついていた。 結菜はベッドに顔を伏せていた。 近づいてみると、 「スースー」 …寝てんのか?