「ン…ふぁあー…良く寝た。って、何で蒼が隣で寝てるのよ…」


…昨日で彼氏・彼女って関係になっちゃったんだ。


あ!!!でも、もしかしたら夢……じゃない。





きっちりと、右手の薬指にピンクのリングがハマってる。



「…ふぅ、早く蒼起きないかなー…つか、意外と睫長いんだよねー…羨ましいったらありゃしない。」


あたしは、枕に顔を沈めてブツブツと言っていると



「誉め言葉どうも♪」






…え。



あたしはすかさず、蒼の方を振り向く。




すると、目をパッチリ開けている蒼が居た。




「…嘘寝だなんて…最低!!!」