「ありがとうございました。」 …結局、二個も買っちゃったよ。でも、一体誰に渡す気なのだろう。 「あんさ、寮から一番近い公園に寄ってから帰ろう。」 「え…あ、うん。」 あたしの手は、まだ蒼の手の中。蒼が歩くたんびにグイグイと引っ張られて行く。 …いつから、こんなにも大きくなってしまったのだろう。