授業が終わり、自分の寮部屋の前… 今日のことがあって、少し気まずい。 『俺のことしか考えられないようにしてやるから。』 …何考えてんだか。 やっぱり、馬鹿としか言いようが無いなー… だって、こんなにも嫌いな幼なじみであり、ライバルのことをあたしが好きになる訳ない!!! 体育館倉庫に閉じこめられた時みたいに、幾ら助けを求めたとしても… あれは、好きだからっていうことじゃない。