涙が収まりかけた時…カタッとイスと机の接触音が鳴る。


「…誰かいるのっ?」


わたしの問いかけに返事をするように黒い影が近づいてくる。


「わりぃ。俺ずっとここにいたわ」


そこに立っていたのは、金髪長身のバリバリヤンキーな男。