辰堵さんは私をある部屋に連れて行った。
そこにはあの日辰堵さんの家にいた男がいた。




男「…あと5分だ。」



辰「わかってる。


稚胡…今からあいつらがここへ来る。」



あいつらって…




「裕斗さん達…ですか?」



辰「あぁ。





…"波乱総長、原辰堵


桜龍の大切な姫を奪い返しにいく。
ただ奪い返しただけだとおそらくお前は諦めないだろう。


……そこで桜龍総長、浅井裕斗とタイマンで勝負を申し込む。
そして敗者は二度と村美稚胡に近づかない、と条件をつける。


もし受けないと言うのなら…
こちらも容赦なく奪いに行く。





桜龍総長の逆鱗にふれたこと、後悔するといい。




      桜龍総長、浅井裕斗"





こんなメールが来た。
俺は逃げも隠れもしねぇ。

……稚胡は俺のだ。
ぜってぇ負けねぇから。」




辰堵さんは真っすぐ私を見てくる。





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