それから1週間がたった。
私は辰堵さんの家から一歩も外には出ないで引きこもっていた。


辰堵さんは時間はバラバラだけど帰ってきて私を毎晩抱く。
"好きだ"とか"愛してる"とか言ってくれるけど、私の心は埋まらない。





辰「稚胡……明日来て欲しいところがあるんだけど来てくれるか?」



「どこにですか?」



辰「たまり場だ。」



「…わかりました。」



辰「……俺は絶対稚胡を手離さねぇから。
二度と…手離さねぇっ……。」




そう言って強く抱しめてきた。
…明日何かがあるんだということは予想できた。
辰堵さんの様子が少し変…っていうか何か焦っているような気がする……。










何があるのだろうか……








不安に思いながらも辰堵さんに抱かれ、そして眠りについた。










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