その頃裕斗達は…
裕「稚胡はどこ行ったんだ!?」
源「落ち着けよ!!
んな焦ってたら見つかるもんも見つからねぇだろうが!!」
力「源も落ち着け。
……とにかく心当たりのあるところを中心に探し出そう。」
稚胡がいなくなったことに気づき動揺の嵐だ。
裕「稚胡…どうしてなんだよっ……。」
由「…そういえばなんか昼出て行くとき変だったよな。
あいつ…何か隠してたんじゃね?
裕斗、心当たりねぇか?
稚胡の様子がおかしくなった時とか。」
今までの行動を振り返り必死で考え始めた。
そして1つの答えに辿り着いた。
裕「あれだ……元飼い主だ。」
力「は?
それが原因だって言うのか?」
裕「前に拾ってもらった奴が話があるからと言って稚胡を呼び出した。
稚胡の意見を尊重して俺は行かせたが……今思えば帰ってきてから少し変だったような気がする。」
義「名前は?」
裕「…聞いてねぇ。
なんか聞いちゃいけねぇような気がして聞けなかった。」
義「…裕斗がそこまで感じてんなら何かあるな。
前の飼い主か……そこから調べてみるか。」
力「そうだな。」
全員で稚胡を探し出そうと必死そうだ。
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