寂しがり屋のお姫様





忘れなきゃと思えば思うほど頭に浮かんでくる…。
どうすればいいのかわからないけど……









裕斗さんのあの腕の中の温かさを求めてしまう……











そんなこと思っていると辰堵さんが思い切り抱しめてきた。



辰「稚胡……ごめんな?
でも俺…まじで好きなんだよ……。」



泣きそうな声で言ってくる辰堵さんを嫌いにはなれない…。
でも私は……






裕斗さんの傍にいたい……。

まぁそんなこと言えないんだけどね。




辰「稚胡……稚胡………」







私は辰堵さんに名前を呼ばれながら眠りについた。






.